日本でもだいぶ話題になっていたようですね、この映画(現在ワタクシは日本を脱出し、ヨーロッパの某都市に暮らしております)。トム・ハンクスが来日して小泉氏と会談したニュースはアメリカのトークショー経由(Tonight Show with Jay Reno)で知りました。「髪型が似てる」と言われてましたが、皆様はどう思われます…?
私は原作を(英語)読んでから出かけたのですが、結論から言うと終わったときの第一声は「(原作)読んでない人、わかるの・・・?」でした。
そりゃあんなに長大な原作なんだから、ある程度削るのは仕方ないですけど、原作から削除されたシーンが多すぎて(あと説明のないシーンが多すぎて)いったい原作を読んでない人はどうやって消化してるのか、ハラハラしつつ眺めておりました。
そうかと思えば、「それ、必要…?」というシーンも結構あった気がしますし(前半でのカーチェイスとか、公園でのシーンとか…)。「ハリウッド映画ナイズされてしまっているかどうか」は、こちらでも議論になっていました。
イアン・マッケラン(Sir)は文句のつけどころがない「エキセントリックな英国人歴史家」ぶりでした(もう演技なんだか素なんだか不明なほど)し、ジャン・レノはさすが原作のキャラクターが彼を念頭において書かれているだけあってさすがの存在感でしたが、トム・ハンクスとオドレイ・トトゥに関しては議論になっているようですね。
私は映画が公開になってから本を読んだので無問題でしたが、イギリス人のファンの間では「ラングドン教授はハンサムで水泳の名手、しかもブルーアイのはずなのになんでトム・ハンクス?!」という声も聞こえてきました。私もあの髪型には異議ありです。
そしてハンクス氏の演技は…うーん…「歴史が書き換わるかもしれない事件に遭遇している教授」には…見えませんでしたねえ。なんだか「ずっとビックリしてるだけ」に見えなくもなく。
どうでもいいですが、Internet Movie Databaseのトム・ハンクスの紹介ページの写真、なんだか違う…
オドレイ・トトゥに関しては「若すぎ」「彼女はコメディに集中したほうがいい」という意見もあるようですが(実際、本人も一度「自分はトム・ハンクス相手に演技するには若すぎると断ったようです→IMDBより)が、私的には彼女でよかったのではと思います。同じリソースによると、ソフィー役のオーディションを受けたのはソフィー・マルソー、ヴィルジニー・ルドワイヤン、リンダ・ハーディだそうですが…
原作ではそこそこ感じられたラングドンとソフィーの「いい雰囲気」が、年齢差(というか外見差?)のためか完全に「ほのぼのムード
監督はロン・ハワード(『ビューティフル・マインド』『シンデレラ・マン』など)で、映像はグレーっぽいというか、重厚な存在感があります。ルーブルはさすがの美しさで撮影されています(特にラストは圧巻です)。
ご覧になる皆様、小説版で予習してから是非どうぞ。あと、キリスト教に関するウェブページでも簡単に読んでおくともっと楽しめるかも?


